休学してゲストハウスで住み込みバイト

2020年6月6日

何となく「学生して就活して就職」みたいなレールから外れちゃったのは、ここが始まりだった。

何となく進学した高校生

高校を卒業して専門学校へ進学したばかりの僕は、初めて1人で海外旅行へ行った。よく「18歳で1人で海外へ行って凄いね」的なお世辞を言う人がいるが、それは僕が「2月生まれだったからまだ18歳だった」と言うだけである。

専門学校では野生動物&環境保護専攻と言うコースを選択していた。何でここへ進学した?と聞かれると、消極的な理由なので当時はあまり答えたくなかった。
ただ単に、高校卒業して地元で就職するのは、狭い世界で生きていく始まりのような気がして嫌だった。だから何となく進学した。

そして僕は大学へ進学という道が最初から無かった。高校時代の成績は極めて優秀だったが、大学へ進学する事がフィクションのように思っていた。
そもそも高校時代、周りの友達も親も兄弟も、誰1人大学を目指していなかった。そんなこともあり「大学は金かかる」という認識のまま、高校生活を終えた。(のちに国立ならそんなにかからない、という事実を知るww。何で知らなかったんだろうw


唯一積極的な理由を挙げるとすると、世界中の大自然にいつか訪れたいと思っていたからだ。ほんとそれぐらい。

初めての冒険

専門学校へ通いだして数ヶ月たった頃、僕はニュージーランドへ2週間一人旅をすることにした。理由は2つ。
1つ目はシンプルで、クレカを作れたからだ。クレカがあれば、行動の選択肢は大きく広がる。
2つ目は僕が映画ロードオブザリングシリーズのファンだったから。ニュージーランドはその映画の撮影地だ。

映画で実際に使われたファーム。(ネットから拾った画像ではなく、当時の僕が撮影した写真!

撮影地をそのまま残したホビット村

当然全てが初めてだった。飛行機に乗る、乗り継ぎ、バス、ゲストハウス。英語は全くできないので、ジェスチャーで乗り切った。今思い返すとやばい奴だ。でもその当時は普通に生きる為に必死だった訳で、助けてくれた人々には感謝だ。

休学を決意

同じ専攻の先輩を見ると、大体同期たちの未来は想像できた。僕もそのうちの1人になるんだと思うと、何だかつまらなく感じた。

「そういえば日本でゲストハウスはないのか?」

そう思い調べてみると、それなりにあった。そしてオープニングスタッフの求人を発見した。住み込みスタッフも募集していたようなので、そっちに応募してみた。面談の時点で採用されたので、急遽休学の手続きを始めた。

こうして僕は、1年間休学してゲストハウスで住み込みをすることに決めた。

当時は休学する理由として「もっと自分の世界を広げたい!」とか「ニュージーランドで知ったゲストハウスを、もっと体験したい!」とか、色々言った記憶がある。でもそれらは本音というより、後付けした理由に過ぎない。

本音は現実逃避みたいなものだ。

「1年あれば何か見つかるかも」「1年あれば何とかなるかも」

そんな考えがどこかにあった。

地元就職は嫌だったから専門学校へ進学したが、そこでも「このまま就職したらつまらないな〜」と思ってしまった訳だ。困った青年である。