海外送金に便利なTransferWiseを使い始める前に知っておくべべきこと

2020年6月20日

ワーホリでニュージーランドに行った時、現地の口座に残ったお金をどうやって日本円に換金するか?で迷う人は多いはず。

TransferWiseを使えば、現地の口座から日本の口座(もしくはその逆)への海外送金が、どこよりも安く済むかもしれません。

でもこのTransferWise、実はいきなりいきなり使い始めることはできないので、使い始める前に知っておくべきことをご紹介!

何故TransferWiseは安くて早いの?

TransferWiseの宣伝文句の1つに「安くて早い」があります。これは何故か?

簡単に言うと、TransferWiseを使えば国境をまたいで送金する必要がないから、である。

※以下「大体こんな感じ」程度の解説なので、正確には違う点もあるかもです。。

銀行の外国送金の場合

(送金元)A銀行 → 中継銀行1 → 中継銀行2 → … → B銀行(受取先)

https://transferwise.com/jp/blog/overseas-remittance-system

実は普通に銀行で海外送金をすると、間には世界各国のたくさんの銀行が入る事になる。

そのせいで手数料も高くつき、時間もかかるという訳だ。

TransferWiseの場合

(A国)送金人の口座 → A国におけるTransferWise口座 → (B国)B国におけるTransferWise口座 → 受取人の口座

https://transferwise.com/jp/blog/overseas-remittance-system

僕が使った時のパターンでいくとこうだ。

送金人(僕自身のニュージーランドの口座)からニュージーランド のTransferWise口座へ、日本のTransferWise口座から受取人(僕自身の日本の口座)へ

なので、実際は国境をまたいだ取引はしていないのである。

もしあなたの送金したい先(国)でTransferWiseが対応していない場合、残念ながら使うことはできない。

10万円以上をTransferWiseで送金するには、住所確認書類が郵送で届いてから!

僕がニュージーランドでTransferWiseを使おうとした時、大きな罠にハマっていたと気づいた。。。

普通にアカウント登録すれば、すぐにNZドルを日本の自分の口座に送金できる!

そう思っていた。。

実際はその通りで、試しに1000NZドルを日本の口座に送金すると、本当に送金できてしまったのである!!

これの何が問題か?

まずはTransferWiseの使い方をよく見てみよう。

・無料でアカウントを開設する(メールアドレス登録)
・送金額や通貨、国を選択
・送金人(自分)と受取人の情報を入力
・本人確認書類・マイナンバー書類をアップロードする
(郵送で届いた暗証番号を入力する)(初回かつ送金金額が10万円以下の場合、このステップは後から行えます)
・送金目的を選択
・TransferWiseの日本口座にお金を振り込む
あとは送金人にお金が届くのを待つだけ

https://transferwise.com/jp/blog/overseas-remittance-system

お気づきだろうか?

(初回かつ送金金額が10万円以下の場合、このステップは後から行えます

そう、初回の送金は好奇心で行なった1000NZドルで、もう使われてしまった。

2回目以降の送金には、本人確認書類に記載された住所に届く「アクティベーションコード」を認証しないといけない

うーん、これは意外に落とし穴。

2回目以降の送金には、本人確認書類に記載された住所に届く「アクティベーションコード」を認証しないといけないのだ!

当然すぐに届くものでもないので、帰国ギリギリになって実家の家族から写真で送ってもらった。。

もし本人確認書類に記載の住所に誰も住んでいなくて、帰国して帰宅するまでアクティベーションコードを確認できなかったとすると、、、

こう言ったことは事前に知っておかなければ!